【子供のピアノコンクール】コンクールってどんなものがあるの?

 

こんにちわ!

 

今こどものピアノの世界では、秋のコンクールシーズン真っ最中です。いろんなお友達からコンクールのお話を聞きます。

 

今日は、こども向けのピアノコンクールにはどんなものがあるのか、またコンクールの傾向なんかについて書いてみたいと思います。

 

 

 

子供向けピアンコンクールの種類

 

子供向けピアノコンクールには大きく分けて

 

  • 指定された課題曲の中から弾きたい曲を選んで弾く(課題曲コンクール)
  • 自分で弾きたい曲を自由に選んで弾くもの(自由曲コンクール)
  • 課題曲と自由曲を両方弾くもの

があります。

 

そして、課題曲コンクールは「課題曲をいかに完成させた状態で弾くか」自由曲コンクールは「その年齢で弾くのは難しい曲をいかに弾きこなすか」を審査員の先生は審査する傾向にあるようです。どちらを選んでも、子供にとっては大変です!

 

しかし、お子さんの特性によって「難しい曲は頑張って練習できるけど、丁寧に弾くのが苦手」、「指が回らないから難しい曲は弾けないけれど、丁寧に音を出すことはできる」など傾向があると思うので、お子さんに合ったコンクールを選んであげることが大切だと思います。

実際は先生に勧められるコンクールに出ることが多いと思いますが、先生が勧めるコンクールには先生側の事情があったりもするので(子供が複数入賞すると先生も賞が貰えるから、なるべく多くの子供を同じコンクールに参加させたいetc.)「こんな大変な思いをするなら参加しなければよかった」と後悔するより、「とてもよい思い出になった!」と前向きな気持ちでピアノに向かうためにも、コンクールの傾向を知っておくことにソンはないですよね。

 

ピアノコンクールにはどんなものがあるの?

 では、ピアノコンクールにはどんなものがあるか見ていきましょう。

 

決められた課題曲を弾くコンクールの中で難易度が高く、そして有名なコンクールが以下の3つです。

 

  • 全日本学生音楽コンクール(小学校4年生から参加可能)
  • ピティナ・ピアノコンペティション
  • ショパンコンクールin Asia

 

全日本学生音楽コンクール(学生音コン)は、はっきり言ってレベルがとても高く、将来音楽の道を志していない人には縁のないコンクールです(苦笑)それに対して、ピティナとショパンコンクールin Asiaは裾野が広いので参加だけであれば誰でも参加できますが、入賞を目指すのであればそれなりに親子で覚悟して練習しなければなりません。ごくまれに1日30分程度の練習で予選通過するお子さんもいますが、ほとんどが1日1時間以上、毎日休むことなく練習する子ばかりだと思います。(それでも残念な結果に泣く子もいます)課題曲の完成度も高いものが求められるコンクールです。

 

次の4つも課題曲コンクールですが、上ほど難易度は高くないようです。

  • JTPAピアノオーディション
  • ブルグミュラーコンクール
  • バッハコンクール
  • グレンツェンピアノコンクール

 

JTPAは4つの中では一番難易度が高いという話を聞いたことがあります。(我が家は参加したことがありません)ブルグミュラーコンクール、バッハコンクールは部門別になっていて、部門ごとに課題曲の難しさに差があります。課題曲の簡単なA部門は、比較的誰でも参加しやすいのでは?と思います。それに対してグレンツェンは気軽に参加しても比較的入賞がしやすく(入賞者の枠が多い)、コンクールに初めて参加するならばおススメです金賞や銀賞に入ると大きなトロフィーが貰えるのも、このコンクールの魅力のようです。あ、ちなみにバッハコンクールやブルグミュラーコンクールでも予選を勝ち抜いて全国大会やファイナルで入賞すると大きなトロフィーがもらえます!我が家の娘も貰ったことがありますが、これでピアノに対するやる気が大きくパワーアップしたので「出してよかったなぁ~」と思っています。

 

次は課題曲と自由曲どちらも弾くコンクールです。

  • PIARAピアノコンクール

 

私の周りでこのコンクールに出ている人がいないので難易度はよく分からないのですが・・・実は国際コンクールで、全国大会には海外からの参加者が何人もいるという話を聞いたことがあります。(そして海外勢が上手だという話も!)

 

 

次は自由曲のコンクールです。簡単な課題曲の完成度をつきつめるよりも、難しい曲を弾く方が楽しいお子さんにはおススメです。(娘の先生が言うには、覚悟して練習すれば全国大会まで行けると言っていましたが、その覚悟がどの程度か分からないので我が家は参加したことがありません)

 

  • 日本クラシック音楽コンクール
  • 全日本ジュニアクラシック音楽コンクール

 

次の2つは課題曲コースと自由曲コースのどちらもあるコンクールです。

  • べーテン音楽コンクール
  • ヨーロッパ国際ピアノコンクールin Japan

 

 他にも地域コンクール(県のコンクールや地方時自体が主催のコンクール)が多数あるので、参加を検討されている方は調べてみてはいかがでしょうか?

 

 

ではでは!

みなさんのピアノライフがステキなものになりますように。