上手な子はやっている!ピアノ「朝練」のススメ
こんにちわ!
突然ですが、みなさんのお子さんは1日のうちでいつ「ピアノの練習」をしていますか?
一番多いのは、「学校から帰ってきて(遊びに行って)、学校の宿題が終わってから寝るまで」あるいは「幼稚園、保育園から帰ってきて寝るまでの間」なんじゃないかと思います。
もちろんそれはOKです!練習できることは素晴らしいことですよね。
でも中には夕方になると・・・「もう疲れた。ピアノの練習したくない」とダダをこねるお子さん、いらっしゃると思います。
そこで「したくないじゃないよ~。練習しなよ」とママ(パパ)が言うことで親子ケンカ発生!なんてこと、ありませんか?喧嘩になるとうんざりですよね。
そこでおススメしたいのは。
ズバリ!「朝練」です。
<目次>
集中力が最も高まるのは朝食後からの30分間!?
メンタリストのDaiGoさんという方をご存じでしょうか?元々、人の心を自由に操ることができる「メンタリスト」として有名になりましたが、最近は、世界中の最新の脳科学や心理学なんかを紹介する活動にシフトされている方です。
そのDaiGoさんが、著書『自分を操る集中力』の中で、人の脳は朝起きてから2時間が最も高い集中力を発揮し、さらに朝食後30分が最も自分自身をコントロールしやすい時間として紹介しています。
また、早起きして勉強することで偏差値30から名門ケンブリッジ大学へ進学した!なんてツワモノまでいるようです。
それくらい、体も脳も疲れていない「朝に活動する」というのは効果的なようです。
未就学児には特におススメなピアノの「朝練」
子供の集中力は続かないもの。その中でも幼稚園児、保育園児のいわゆる未就学児の集中力は特に短いですよね。
我が家の娘は幼稚園の年長からピアノを習い始めましたが、最初の頃はわずか30秒くらいしかピアノの前に座っていることができませんでした。ピアノの椅子から降りては呼び戻し・・・降りては呼び戻し・・・の繰り返しで、15分練習させるだけでヘトヘトになったのをよく覚えています。
それもそのはず。この時は幼稚園から帰ってきてから練習させていました。
子供の中でもまだまだ発達しはじめたばかりの未就学児。「自分が疲れている」という感覚がそもそも分からない子が多いです。(これくらいの子は運動した直後に感じる疲れは分かっても、時間の経過とともに感じる疲れに関しては鈍く、イライラやグズグズといった反応で現れます。この疲れたという感覚が分かるようになるのは、自我の成長が進む7~8歳頃からです。もちろん個人差はあります)
疲れていたら集中なんてできないのは当然ですよね。
そこで、ピアノを習い始めて4か月を経過したあたりから、幼稚園に登園する前にピアノの練習時間を変更しました。すると・・・
30秒しか椅子に座っていられないわが子が30分の練習に耐えている!
という驚きの結果となりました。
やはり朝の方が集中力も高く、苦手なことにも取り組む意欲があるということなんでしょうね。
コンクール上位入賞者も取り入れているピアノの「朝練」
我が娘がコンクールに参加するようになったのもあり、知り合いにコンクールに出場している子が沢山います。
そこで気が付いたことが・・・
上手な子ほどピアノの朝練集をしている!ということです。
練習時間は10分程度~30分くらいとまちまちのようですが、やはり一番集中力の高まる朝に練習する方が上達のスピードが速くなるということなのかもしれません。
我が家の娘、小学生になってからはコンクール前だけ朝練習をしていますが(普段は朝食後から学校に行くまで通信講座をやっています)、夜は2分練習して3分休むみたいな練習もザラだったりしますけど(苦笑)、朝練の時は一度も椅子から降りずに黙々と練習しています。こう書いてみると、朝練習する方が圧倒的に効果ありそうな気がしますよね。
もし、お子さんがピアノの練習を嫌がって困っているママ(パパ)がいらっしゃったら、あるいはお子さんにもっと上達して欲しいと思うママ(パパ)がいらっしゃったら、ぜひ朝練習にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
ではでは。
みなさんのピアノライフがステキなものになりますように!